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2011年8月27日 (土)

署名を市に提出しました

 8月11日(木)に3名で水道局に出向き、全国のみなさまからいただいた電子署名、また、署名用紙への直接記入の署名を、仙台市長ならびに仙台市水道事業管理者宛に提出してきました。電子署名は254名、直接記入は575名、計829名もの方々からの解体反対の声です。
 電子署名には、歴史的建造物をこれからの地域資源と位置づける意見、大震災の中を生き延びた建物を壊すことへの批判、市民への説明や手続きの不足の指摘などが寄せられています。こうしたひとつひとつのコメントを読んでいただくことも重ねてお願いしました。

 全国の方々からの署名は、地域に残る文化財が地域内にとどまるものではないことを教えています。一方で、仙台市民の中にも解体の方針を知らなかったという方々が数多くいました。こうした施設をめぐる方針の周知の際、仙台市は地元町内会に説明をすれば説明責任を果たした、と考えてきたと思われますが、それだけでは不十分であることは明らかです。

 また、私たちは7月25日に工法の対案を提出しましたが、11日には第2案を提示し、水道局施設課の方々と意見交換をしました。その際、曳家工事のために積んだ枕木が崩れているだけでなく、建物の傷みが想像以上に深刻であることを知らされました。
 震災前、建物の基礎・地中梁には経年劣化が生じていたので、曳家工事に耐えうるために基礎を覆うように補強コンクリートが打ち増しされました。ところが、地震で大きく揺さぶられた末、数カ所でその重いコンクリート塊が、結果的に内部の既存基礎を折ってしまい、コンクリート塊もろとも鉄筋数本のみにぶら下がった状態になったそうです。地震直後、その部分に枕木等を差し込んで応急処置をした姿が現状です。
 こうした状況を前に、劣化がみられる鉄筋コンクリート造建物を曳屋する上での工事の進め方、文化財建造物としての工事のあり方に疑問を感じつつも、工事続行は不可能という現実に従わざるを得なくなりました。

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